最新刊『四大の完成』
四大の完成
①蓋の無い炉の草
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②二個庭鶴の木と葉
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③東和の家
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④和たぐ紙・和ブログ
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⑤四大の完成<偉大な詞(無為か?)>
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『無為』の可能性有り
その語徳が甚大なため
特に政治活動や道徳教育を施さなくても
世の中や 人心は 勝手に良い方向に流れて行く
これを「無為自然」と言ふ
よって
「無為」無き時代の『何とかなるさ』は無責任だが
「無為」有る時代は「何とかなるさ」は眞実か?
どうも さうではなく
この色葉 八文字の聲に
雅な聲と田舎者の人聲があるやうだ

雅な聲
ののさまほっこり(青人草)
偉大(たたわしまさる)
田舎者の人聲
ノしノし鶴ばみ(青人草)
くぬぎの黄葉(草取此炉)
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この田舎者の人聲が
どうも『無為』であり
古代の人が探してゐた『陀羅尼』であるやうだ
この場合の『無為』=お任せ語
『陀羅尼』=これを口遊めば
諸々の障害を取り除き
色んな惠を受けることができる
だから 僧心敬は
貫之の和歌 つまり
ののさま
ほっこり を
和が国の『陀羅尼』と言った
これと同じやうに言ふと
田舎者の聲=ノしノし鶴ばみくぬぎの黄葉
令和の『陀羅尼』と言へる
その証明は これからだ

