岩田修良 令和六年四月二日(火)七時四十九分 百三十七通>[左頁(返信)]
後はお気楽「椢の手紙」
禍の火種の「赤鬼」も
どうやら無事に 退治され
いや 無事に「改心」された様なので
私塾鶴羽實は ここしばらく専念して来た
新しい国造を ここで 終はりとし
最後にやり残した
ネット時代の手紙のやりとり「椢の手紙」
この縦書通信の普及に努めることにしました
新しい手紙は 和たぐ新聞にあるサンプル
「後はお気楽・椢の手紙」をご覧ください
便利といふ合理性 不便といふ合理性
この二点からネット縦書和文は 捨て置かれ
今 絶滅危惧種にあります しかし 人々は
それすら気づかず
金と娯楽とスポーツに魅せられ
文字が真直ぐ歩く古々路を忘れてしまった
しかし 文字は
間違ひなく 生き物の様に 生きてゐる
さう 言ひ切っていいと思はる
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